実学の精神 The Spirit of Practical Science
北海道開発のために農学校が設立されて以来,動物学や植物学、昆虫学、土壌学の教育が促進されました。
札幌農学校とマサチューセッツ農科大学の間には多くの共通した教育コースがありましたが、札幌農学校には多様な文化教育を提供できるように人文社会系の教育コースが付加され、特に自然科学分野において有能な人物が多く輩出されました。ここに当時の教育によって育った研究者のうち8人を取り上げて紹介します。
宮部金吾(植物学:1860-1951)
伊藤誠哉(植物病理学:1883-1962)
木原均(遺伝学:1893-1986)
渡瀬庄三郎(動物学:1862-1929)
市川厚一(獣医学:1888-1948)
廣井勇(土木工学:1862-1928)
松村松年(昆虫学:1872-1960)
八田三郎(動物学:1865-1935)