教材開発ラボ

教材開発ラボでは学校や科学イベントで使える教材を開発しています。突発的に発生する自然災害などによって高まったその現象の関心に対して、博物館展示や学校教育は即応することが困難です。そこでこのラボでは、教育現場において必要に応じて使える補助用具や、イベントにおいて出し物になる様々な分野の教材を開発しています。これらの成果を教育系学術雑誌に公表することで、学校教育や科学イベントに携わる方々にお使いいただけるよう努めています。

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宇宙化学ラボ

宇宙化学ラボでは地球と隕石の化学組成を調べています。隕石は太陽系で起こった様々な事件を記録しています。そして、地球はその隕石を材料として生まれました。ですから、地球の様々な岩石や隕石の化学組成は、太陽系の進化過程を教えてくれます。奥に見える装置は希ガス用質量分析装置です。希ガスは化学反応をほとんどしないため、多様な歴史をたどってきた隕石や地球深部の化学情報をさぐるために大変有効です。

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考古学ラボ

考古学ラボでは、遺跡の発掘調査で発見された遺物の整理作業をおこなっています。遺物には土器や石器などの人工品のほか、動物骨や貝殻、木片なども含まれます。整理作業は多岐にわたります。例えば、土器では破片をジグソーパズルのようにつなぎ合わせ、出土した骨が何の骨かを現代の骨の標本と比べて特定します。また、それぞれの遺物が発見された場所の情報が失われないよう、台帳や図面の整理も必要です。

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化石ラボ

化石ラボでは、レプリカ作りの活動を公開しています。レプリカ作りは、化石から型を取り、石膏や樹脂などで複製を作る作業です。展示や教育目的のものは、色を塗って実物を忠実に再現します。この作業は、豊富な経験と高度な技術を要します。作成されたレプリカは、古生物学の研究・展示・教育などを目的とした活動に活かされています。

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