歴史

suisankagakukan_s水産科学館は北海道大学函館キャンパスにある水産学部の施設として1958年に開館して以来、水産関係資料を広く一般に公開してきました。その展示施設としての性格から、総合博物館と水産学部は水産科学館の総合博物館分館化を検討し、2007年4月1日に正式に分館として位置づけられました。

 

 

目的

(1) 水産関係資料、特に北方関係の実物・標本・模型・文献類を収集
(2) 資料の整理・分類の上保管
(3) 教育研究用の資料目録・解説書を刊行
(4) 国内外の研究者に当該データを提供するとともに、水産関係の知識を一般に普及すること

開館情報

入館料:無料
所在地:〒041-8611函館市港町3-1-1北海道大学函館キャンパス
TEL:0138-40-5553
E-mail:kagakukan@museum.hokudai.ac.jp

アクセス情報:
JR函館駅から
函館バス 約20分
・101系統・小谷石行(北大前下車・徒歩3分)
・122系統・123系統・江差行(北大裏下車・徒歩5分)
タクシー 約15分

道南いさりび鉄道七重浜駅から
徒歩 約20分

※お車でご来館の場合は、水産科学館前の駐車場をご利用ください。

お知らせ

水産科学館リニューアルオープンのお知らせ

2024年7月、水産科学館は、函館キャンパス内の旧図書館跡地に新設されたMLA連携複合施設「水産科学未来人材育成館」3階へと移転いたしました。建物の開館にあわせ、2024年10月にプレオープンし収蔵品の一部を公開しておりましたが、4月24日にリニューアルオープンいたします。

【開館日時】
リニューアルオープン:2025年4月24日(木)
開館日:火~土曜日
開館時間:10時~16時
休館日:日・月曜日/祝日
※1階屋外スペース設置のニタリクジラ骨格標本はご自由に見学いただけます。なお、冬季は防雪ネットを設置するため屋外からの見学は難しくなります。
~GW期間中(4月24日~5月6日)の開館情報~
開館日:4月24日・25日・26日・28日(特別開館)・29日(特別開館)・30日
    5月1日・2日
休館日:4月27日
    5月3日・4日・5日・6日

【展示について】
水産科学館の展示室は、大きく「剥製」・「水産学部」・「博物館」の3つのエリアに分かれています。
剥製エリアでは、トド、セイウチ、ラッコといった海棲哺乳類や海鳥類などがご覧いただけます。間近で実物剥製を観察できるようガラスの囲いを取り払いました。
水産学部エリアでは、水産学部4学科ごとにブースを設け、それぞれの学科の研究内容を紹介しています。展示制作は各学科の教員が担当しました。対象は高校生以上となるため学術的な内容も含まれますが、水産学部での諸活動の一端を知ることができます。また、実際に研究内容を体験できるコーナーも設置しています。
博物館エリアでは、当館に長年に渡って保存・収集されてきた資料や、水産学部の歴史に関わる資料を展示しています。また、札幌本館からの出張展示コーナーも設けており、今年度は動物考古に関する資料を展示予定です(現在資料準備中:4月末日に完成予定)。
展示室の他に、バックヤードとなる資料収蔵室も一般開放しております。ぜひ博物館の裏側のリアルをご覧ください。

【リニューアルオープン後のお願い】
当館は「限られたスペースで変化のある展示室」を目的として、定期的な展示内容の見直しを目指しています。開館中も準備中および作業中のブースがあり、大がかりな什器の移動を伴う場合は、予告なく休館とする場合もございます。ご理解とご協力をお願いいたします。