GCOE第7期成果展示「北極圏のコミュニケーション―境界を越えるサーミ」
北極圏のコミュニケーション―境界を越えるサーミ
●チラシ(PDF)のダウンロードはこちら
サーミの人々は、スカンジナビア半島北部からコラ半島にかけての北極圏に広く暮らしていましたが、 近代国境により、フィンランド、ノルウェー、スウェーデン、ロシアと 居住域を分けられることになりました。
この展示では、フィンランドのサーミに焦点をあてて、 歴史や生活文化をご紹介します。そして、サーミ語や伝統文化をどのように維持・継承しようとしているのか、また、国境によって分断されたネットワークをどのように取り戻そうとしているのか、サーミの人々と、フィンランドをはじめとする北欧諸国の取り組みをご紹介します。
<展示資料>
伝統衣装、道具、現代の生活や教育に関する資料など
*下記の機関のご協力の元、展示しております。
北海道立北方民族博物館:伝統衣装(エノンテキオ・サーミ、イナリ・サーミ、スコルト・サーミ各男女)、テント、そり、スキー、ハーネス、ナイフ、投縄、骨製カレンダー、太鼓、木桶、鉄鍋
スノーコレクティブ:トナカイ毛皮
コンチネンタル貿易株式会社:トナカイ剥製
|会 期 | 2012年5月25 日(金)〜2012年12月27日(木)
|会 場 | 北海道大学総合博物館2階GCOE展示ブース MAP
|時 間 | [ 5月・11月〜] 10:00〜16:00 [ 6月〜10月] 9:30〜16:30
ミュージアムグッズ販売中!
1階のミュージアムショップにて、キーホルダーを販売中です。
フィンランド各地のサーミの伝統衣装をまとったかわいいキャラクターです。
展示されている本物の衣装と見比べてみてくださいね。
◎全6種類(各500円)
Design by Tamas
サーミの歴史と文化、サーミの人々を取り巻く現状と課題、北海道との交流など、展示に関連するテーマで土曜市民セミナーを開催します。(道民カレッジ連携講座)
5月26日(土) 「フィンランドにおけるサーミ文化の現状」 ―終了しました― 参加記はこちら
タルモ・ヨンパネン(シーダ博物館館長) *通訳付き
6月16日(土) 「サーミとアイヌの交流;1980’s幕開けとその意義」 ―終了しました― 参加記はこちら
井口光雄(北海道フィンランド協会会長)、中村齋(アイヌ民族博物館元館長)
8月18日(土) 「映像を通じてみるサーミの文化(1)」 ―終了しました―
橋本晴子(スノーコレクティブ代表) *ショートフィルム上映と解説
9月15日(土) 「スコルト・サーミが抱える政治・教育の課題と挑戦」 ―終了しました― 参加記はこちら
ヴェイコ・フョードルフ(スコルトサーミ評議会代表) *通訳付き
10月20日(土) 「サーミの人々との交流を通じて」 ―終了しました―
川上将史(財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構)
11月17日(土) 「映像を通じてみるサーミの文化(2)」 ―終了しました―
橋本晴子(スノーコレクティブ代表) *ショートフィルム上映と解説
12月15日(土) 「サーミ展示―境界を越える学術・文化交流の創出」 ―終了しました― 参加記はこちら
マルティナ・テュリセヴァ(ジュネーヴ大学・ネシャテル大学) *「北極圏のコミュニケーション―境界を越えるサーミ」展 企画者
|時 間 | 13:30〜15:00 *予定
|会 場 | 北海道大学総合博物館1階「知の交流」コーナー
|定 員 | 60名 *定員を超えますと立ち見となる場合がございます。
無料・申込不要
サーミを題材とした映画やサーミの監督による映画を上映します。
*本イベントは 「第4回みゆき野映画祭 in 斑尾2012〜北欧・日本国際短編映画祭〜by スノーコレクティブ」の一環です。
6月3日(日) ―終了しました―
「サーミ・ニエイダ ・ ヨイク」(リセロッテ ・ ワイステッズ/60分)
7月1日(日) ―終了しました―
「顔」、「あるサーミ人とその体」、「都会のサーミ人森へ行く」ほか短編3本 (リセロッテ ・ ワイステッズ/計30分)
「アート・イン・ザ・フォレストランド(森の中の芸術)」 (アン ・ クリスティン ・ ハウプト/30分)
8月5日(日) ―終了しました―
「ロカビリー」(リセロッテ ・ ワイステッズ/9分)
「ツンドラの影に誰かがいるよって風がささやいてる」(ケン ・ アレ ・ ボンゴ/10分)
「一番難しいのは愛」(スヴィ ・ ウエスト/30分)
9月2日(日) ―終了しました―
「風の中の叫び」(カトヤ ・ マリカ ・ ガウリロフ/55分)
10月7日(日) ―終了しました―
「コルト ループ」、「アルバスのツンドラ」ほか短編2本(リセロッテ ・ ワイステッズ/計17分)
「ツンドラの影に誰かがいるよって風がささやいてる」(ケン ・ アレ ・ ボンゴ/10分)
「アート・イン・ザ・フォレストランド(森の中の芸術)」(アン ・ クリスティン ・ ハウプト/30分)
11月4日(日) ―終了しました―
「サーミランドにやって来たフィンランド人」(アニャ・アホラ/54分)
12月2日(日) ―終了しました―
「 レインディア・プリンセス (トナカイ姫)」(ニルス ・ ヨン ・ ポルサンガー/30分)
「一番難しいのは愛」(スヴィ ・ ウエスト/30分)
|日 時 | 6月〜12月の第1日曜日 13:30〜
|会 場 | 北海道大学総合博物館1階「知の交流」コーナー
|定 員 | 60名 *定員を超えますと立ち見となる場合がございます。
|主 催 | グローバルCOEプログラム「境界研究の拠点形成」、スノーコレクティブ、フィンランドセンター北海道事務所
無料・申込不要
フィンランドは寒くて暗い冬のイメージが強く、実際に冬至のころには太陽が昇りません。一方で、夏は暖かく、夏至のころは沈まない太陽が地を照らします。フィンランドの人々は、明るい夏の訪れを祝い、夏至に近い週末に町の広場などでユハンヌス(夏至祭)を行います。
今回は、北方民族博物館のある網走でユハンヌスを開催します。フィンランドの伝統的な料理を食べ、たき火を囲んで、網走の初夏を楽しんでみませんか?
|日 時 | 6月23日(土) 17:00開場 ―終了しました―
|会 場 | 北海道立オホーツク公園(北海道網走市天都山)
|主 催 | フィンランドセンター北海道事務所、北海道立北方民族博物館、北海道立オホーツク公園
|協 力 | グローバルCOEプログラム「境界研究の拠点形成」
●イベントの詳細・お問い合わせ
北海道立北方民族博物館
■お問い合わせ:北海道大学スラブ研究センター「境界研究の拠点形成」事務局