2012年度「地質の日」企画展示 : 「私たちの生活を支える金属鉱床 − 札幌周辺の鉱山を例に」
2012年度 「地質の日」 企画展示
「私たちの生活を支える金属鉱床 − 札幌周辺の鉱山を例に」
<会期> : 4月24日(火) 〜 5月27日(日)
<会場> : 北海道大学総合博物館 1階 知の統合コーナー
<展示概要>
札幌西部山地は、手稲金鉱山や日本を代表する豊羽鉱山があったように、マグマ活動に由来するさまざまな金属鉱床に恵まれている。本展示では、「地質の日」企画展示として、私たちの生活の基盤を作っている金属が地下深部でどのようにしてできるかを豊羽鉱山や手稲金鉱山を例に紹介する。また、明治期における道内の鉱産物調査の様子やそれに関わった札幌農学校卒業生の活躍を紹介するとともに、鉱山開発に伴う環境問題も提示する。
<展示内容>
- 北海道における鉱産物調査の始まり
- 札幌西部山地の金属鉱床
- 豊羽鉱山・手稲鉱山の生い立ち
- 鉱山の探鉱から採鉱・製錬まで
- 鉱山開発と環境−酸性坑廃水の流出とその処理
- レアアースを確保せよ!
<展示の様子>
<地質巡検の様子>
<関連行事>
・4月30日(月・祝) : 「地質巡検」
・5月12日(土) : 「土曜市民セミナー」