【2014年度「地質の日」記念企画展示】 「地図の語る多様な世界 ―地図の過去・現在・未来―」

2014年度 「地質の日」 記念企画展示

 「地図の語る多様な世界 ―地図の過去・現在・未来―」

 


【公式ポスター・チラシ】

 

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【展示趣旨】

 地質とは地球表層部を構成している無機質固体(岩石や地層)の性質・状態・種類などのことです。地表の地質は地図上に表現されます。地質を調査するときも地図は基本になります。本年の「地質の日」記念企画展示のテーマはその地図です。地図は人どうしのコミュニケーション手段の一つであり、文化の総合的産物と言えます。その始まりは文字よりも古いと言われています。現在では、地形図のほか、地質図、地形学図、植生図、土地利用図、治水地形分類図、地下鉄路線図など様々な情報が地図として表現されています。北海道は、その北方周辺地域を含め、江戸期後期には当時の国際政治情勢から探検家の活動の場となり、多くの地図が作られました。さらに開拓使のお雇い外国人技師による北海道での三角測量は日本における近代測量の最初期のものです。 本展示では、北海道における地図の歴史とともに、我々の生活に使われている様々な地図を紹介します。また、それらの地図がどのようにして作られるかも紹介します。さらに、最近のGPS(全地球測位システム)やGIS(地理情報システム)による3次元地理情報の現状を示します。

 

 【会 期】 : 平成26年 4月22日(火) 〜 6月 8日(

 【会 場】 : 北海道大学 総合博物館 2階 第2企画展示室



 【主 催】 : 
北海道大学 総合博物館、 「地質の日」企画展示実行委員会

 【共 催】 : 
日本地質学会北海道支部、 (独)産総研地質調査総合センター、 (地独)道総研地質研究所、 北海道開拓記念館、 札幌市博物館活動センター、 北海道地質調査業協会、 NPO法人Digital北海道研究会

 【協 力】 : 
北海道大学 附属図書館、 国土地理院北海道地方測量部、 一般財団法人宇宙システム開発利用推進機構、 地図と鉱石の山の手博物館

 【後 援】 : 
「測量の日」北海道推進協議会

 


【市民セミナー (全3回 開催) 】

 【 セミナー1 】

 最近の地図と地理情報システム(GIS)

  日 時 : 5月11日() 13:30 〜 15:00

  会 場 : 北海道大学 総合博物館 1F 知の交流コーナー

  講演者 : 山岸 宏光 (愛媛大学 GIS研究会 代表)

 

 【 セミナー2 】

 地図と重力

  日 時 : 5月17日() 13:30 〜 15:00

  会 場 : 北海道大学 総合博物館 1F 知の交流コーナー

  講演者 : 吉田 賢司 (国土地理院 測地部物理測地課重力係長) 

 

 【 セミナー3 】

 ライマンはなぜ開拓峠で道に迷ったか

    —江戸末期〜明治初期の地形図事情—

  日 時 : 5月24日() 13:30 〜 15:00

  会 場 : 北海道大学 総合博物館 1F 知の交流コーナー

  講演者 : 地徳 力 (北海道教育大学 非常勤講師、科学史家)

 

 ※ 事前申込は不要です。 当日、知の交流コーナーへお越しください。

 ※ 混雑によっては、ご入場いただけない場合もございます。 予めご了承ください。

 


【市民地質巡検 (要 事前申込) 】

 〜札幌のメムを訪ねる〜

  日 時   : 5月18日() 13:00 〜 15:30

  集合場所 : 北大植物園入口 (中央区北3西8) 交通案内

  巡検道順 : 植物園 — 偕楽園 — 北大構内

  定 員   : 30名 (先着順)

  参加費 (保険代 等) : 500円(大人) / 300円(小・中・高)

  往復はがき住所・氏名・年齢・連絡先 を記入のうえ、博物館 「地質巡検係」 宛 郵送ください
 ※ 5月7日(水) 必着!