北海道大学 CoSTEP 特別企画展  そりにひかれて  科学とアートで環境をめぐる

北海道大学 CoSTEP 特別企画展   そりにひかれて   科学とアートで環境をめぐる

寒い雪原を滑る風景を連想する「そり」は、韓国語で音を意味します。私たちをとりまく環境は言葉を話せない代わりに、かすかな信号で私たちに呼びかけます。アートの立場から、そして科学の立場から、環境に耳を澄ませてみたら、どんなメッセージが聞こえてきたのでしょうか。

北海道大学 CoSTEP では、2018 年からKitA(キタ:Kagaku into Art)というアーティストインレジデンスプログラムを行っています。本展示では、その初めての成果発表として、北海道大学で滞在制作をしたアーティスト上村洋一さんと、CoSTEP スタッフであり、アーティストの朴炫貞の作品を展示します。北海道斜里の流氷の音や、北海道大学天塩研究林の雪、伐採現場などを題材にした作品を通して、人と環境との関わりについて考えます。

また、北海道で活躍する研究者による環境に対する視点を、研究にまつわる資料を通して紹介します。環境の変化が生き物に与える影響を何十万年単位の地層から調べる研究や、世界中の仲間と一緒に地球環境のメカニズムを解明していく研究、また氷のシダのようなフロストフラワーや、雪の中の微生物の休眠が雪を鮮やかに染める赤雪、オホーツク海の蜃気楼、南極のトッテン氷河まで、環境にまつわる多様な研究が展示されます。自然を対象とした科学者の研究を通して、環境への新しい眼差しを提供します。

近いようで遠い、環境と私たちの生活。科学とアートの視点から一歩踏み込むと、見えてくる風景があります。そりにひかれて、科学とアートで環境をめぐり、その滑り出しの瞬間に聞こえてくる音に耳を傾けてみませんか。

 

会 期:2020年12月19日(土)~2021年1月24日(日)

会 場:北海道大学総合博物館 1階 企画展示室・北海道大学 札幌研究林 苗畑温室 アノオンシツ(入場無料)
時 間:10:00~17:00
休館日:12/21, 28, 29, 30, 31, 1/1, 2, 3, 4, 12, 16, 17, 18

主 催:北海道大学 CoSTEP

企 画:朴炫貞 特任助教 (北海道大学 CoSTEP )+ CoSTEP アート&デザイン実習

後 援:北海道大学総合博物館

連 携:北海道大学 TERRACE

協 力:北海道大学 北方生物圏フィールド科学センター

*本企画展は、2020年度 KNIT共同研究助成を受けたものです。

 

企画展公式サイトはこちら

 

関連イベント

【オープニングトーク 】2020年12月19日 17:00~18:30

展示会場からYoutube liveで配信します。(youtube live:https://youtu.be/g4j02y5PpBE

「第115回サイエンス・カフェ札幌 氷のしらせ、地球の未来 – 科学者とアーティストが見た自然」

ゲスト

青木茂 准教授(北海道大学 低温科学研究所)

上村洋一 氏(アーティスト)

聞き手

朴炫貞 特任助教(北海道大学 CoSTEP)

 

【クロージングトーク 】2021年1月24日(時間未定)、60分を予定

北海道大学 総合博物館 中谷宇吉郎復元研究室からyoutube liveで配信します。

 「第116回サイエンス・カフェ札幌 雷研究のひらめき ~原子核の謎から惑星の秘密まで~」

ゲスト

 佐藤光輝  教授 (北海道大学 理学研究院)

聞き手

 小林良彦  特任助教(北海道大学 CoSTEP)
【音声ツアー】

 展示をより深く鑑賞できるオーディオコンテンツをオンラインで配信します。会場の中で、またはお好きな場所でお楽しみください。

*そりで展示をめぐる*

企画者による展示の企画意図や展示秘話、アーティストによる作品の説明、研究者のより詳しい研究内容、学生による展示一押しポイントなど、展示にまつわる本音をお届けします。

*そりで博物館をめぐる*

メイン展示会場がある博物館は、展示物が盛りだくさんです。「そり」展の企画メンバーがそり展の視点から、博物館の常設展示をご紹介します。

*そりで北大をめぐる*

博物館からアノオンシツまで歩く約15分。展示に参加した研究者やアーティスト、企画した学生が北海道大学の環境についてお話しします。