企画展示:『クラーク博士と札幌の植物 ―W.S.クラーク博士来札・札幌農学校開学135周年記念―』
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クラーク博士は弟子のホィーラー,ペンハローを伴い,明治9(1876)年7月31日に来札し,札幌滞在中の明治9〜10(1876〜77)年にかけて被子植物と地衣類の採集・標本作製を行いましたが,これらの標本は,130年以上を経た2009年にマサチューセッツ大学と北大とで『再発見』されました。今回の展示は,マサチューセッツ大学植物標本庫,マサチューセッツ大学文書館,ハーバード大学植物標本庫の協力を得て実現したものです。手紙等の資料を参考に,クラーク博士の滞在8ヶ月余りの足跡をたどり,札幌農学校開校時のフィールドイズムを伝える貴重な標本を初公開します。また,クラーク博士のフィールドイズムを育んだ故郷であり,北大の姉妹校であるマサチューセッツ大学を擁するマサチューセッツ州と,米国北東部ニューイングランド地方の自然や文化についても紹介します。
日程: 2012年3月3日(土)〜5月6日(日)開館時間 10:00〜16:00
※休館日:毎週月曜日(月曜が祝日の場合は開館し、翌平日が休館となります)
会場:北海道大学総合博物館(札幌市北区北10西8) JR札幌駅北口より徒歩10分
主催:北海道大学総合博物館
後援:北海道教育委員会,札幌市教育委員会,北海道テレビ,北海道放送,北海道新聞,
朝日新聞社北海道支社,札幌観光協会,北海道大学出版会,札幌ヤクルト販売株式会社
協力:マサチューセッツ大学植物標本庫,マサチューセッツ大学文書館,ハーバード大学植物標本庫,
北海道大学農学部,北海道大学附属図書館,北海道大学文書館,
北海道大学北方生物圏フィールド科学センター植物園博物館,北方山草会
関連イベント
シンポジウム「クラーク博士とアジアの植物学」
講演:カレン・B・セアーシ(マサチューセッツ大学)
デイビット・E・ビュフォード(ハーバード大学)
日時:平成24年3月2日(金)13:30〜
会場:北海道大学総合博物館1F「知の交流」コーナー
入場:無料
申込:不要
言語:英語(日本語通訳有)

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土曜市民セミナー「クラーク博士の採集した地衣類」
講師:スヴェトラーナ・チャバネンコ(北海道大学総合博物館特任教授)
日時:平成24年3月10日(土)13:30〜15:00
会場:北海道大学総合博物館1F「知の交流」コーナー
入場:無料
申込:不要

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企画展示室で来館者を迎える映像(3分30秒)です。
いつもと異なった視点でクラーク像をご覧頂けます。また、疋田豊治撮影によるクラーク像の除幕式の様子も収録されています。