現在開催中!【10月10日~11月30日開催】ホッキョクグマ展 /11月2日 『ホッキョクグマの未来を考える』トークショー開催のお知らせ

当館館長 坪田敏男先生(北海道大学獣医学研究院教授・北海道大学総合博物館館長)は、2023年4月にホッキョクグマの聖地カナダ・チャーチルを訪れ、アンドリュー・デロシエール教授が行っているホッキョクグマの生態調査に参加してきました。

360度見渡す限り大氷原が続くハドソン湾でアザラシ狩りを続けるホッキョクグマを見つけ、麻酔をかけてGPSイヤタグを装着するなど貴重な調査の機会に恵まれました。生き生きとハドソン湾で生活するホッキョクグマに、早いスピードで地球温暖化の影が迫っています。ホッキョクグマの将来について一緒に考えてみませんか?

会期:2023年10月10日(木)~11月30日(土)

時間  : 10:00~17:00(休館:月曜,祝日の場合は翌日休館)

会場:総合博物館 1階 企画展示室

主催:北海道大学 総合博物館
共催:札幌市円山動物園 NHK札幌放送局

 

 

PDFはこちら

 

【11月2日(土)トークショー『ホッキョクグマの未来を考える』を開催いたします。】※満員御礼にて開催終了いたしました。お越しいただきました皆様ありがとうございました。

当館館長 坪田敏男先生(北海道大学獣医学研究院教授・北海道大学総合博物館館長)と円山動物園の鳥居 佳子 動物専門員、池田 浩康 飼育展示担当係長が登壇いたします。

愛嬌のあるしぐさで動物園水族館でも人気の高いホッキョクグマ。生息地ではどのように過ごしているのか。2023年4月に、坪田先生と鳥居動物専門員は、ホッキョクグマ研究の第一人者である研究者アンドリュー・デロシエール先生の現地調査に同行し、ホッキョクグマの暮らしの一部を覗いてきました。わからないことが多いホッキョクグマの生態やその研究について、坪田先生に現地調査の様子を交えてお話していただきます。

ホッキョクグマは気候変動の影響を受けて、その生息数を減らしています。気候変動は私たちの経済活動により深刻化し、他の野生動物にも大きな影響を及ぼしています。こうした野生動物の現状を発信していくことは動物園の使命でもあります。そこで、札幌市円山動物園で行っているホッキョクグマを通した教育普及活動について鳥居動物専門員に紹介してもらいながら、ホッキョクグマの保全について、私たち一人ひとりができることを一緒に考えたいと思います。

日 時  2024年11月2日(土)13:30~15:00(開場13:00)
場 所 北海道大学総合博物館 1階ホール 知の交流
演 者  坪田 敏男(北海道大学獣医学研究院教授・北海道大学総合博物館館長)・鳥居 佳子(札幌市円山動物園 動物専門員)
司 会  池田 浩康(札幌市円山動物園  飼育展示担当係長)
主 催  北海道大学 総合博物館
共 催  札幌市円山動物園
対 象  高校生以上
参 加  定員50名(※事前申込なし・先着順)

 

【お問合せ】
北海道大学総合博物館 TEL011-706-2658