授業報告 博物館コミュニケーション特論 I 第11回 6月29日

今回の授業は授業外に行われた活動の報告からスタートした。先週の授業から本日までの間に、担当学生が小学校や児童会館にチラシを置きに行ったことをはじめ、アンケート案の作成や購入物品について確認を行った。先週末のエコキャンパス観察会に参加した学生からも報告がなされた。
博物館のHPやFacebookでの広報以外にもチラシの配布なども始まったことにより、応募者が増えつつある。

展示物の試作も議題に挙がった。どのような台紙にするのか、ラベルはどのようにつけるのか等、詳細に決めるべきことは多くあった。エコキャンパス観察会に参加した展示物試作班の学生が、植物の専門家である高橋英樹先生にお話を伺いに行き、来週の授業で確定する採集植物など諸事の事前検討を進めることになった。

授業後半にはエコキャンパス観察会に参加した学生がリードしてツアーコースを巡り、観察会での指摘事項を説明した。現時点では全てを覚えるのは難しく、図鑑を手にもって、確認しながらの説明となったが、収穫の多いものになったと感じた。しかし、企画開催日までにもう少し早く同定できるようにしなければならない。確実に特徴を覚えたい。最後には当日の流れや、司会者、名札の案など、まだ決まっていない事項について担当者を決めた。

授業時間は企画内容すべてを話し合うには短く、今後も授業外の活動が必須になるはずだ。詰め切れていない部分を次回の授業で詰め、学生同士、それぞれが担当箇所以外もフォローしながら、良い企画に仕上げていきたい。
(理学院自然史科学専攻 博物館教育・映像学研究室 修士1年 徳丸沙耶香)

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図鑑を手に構内の植物を調査     3週間後、小学生とともにこの道を巡る