【5月3日 開催】 「バイオミメティクス市民セミナー (第29回) − “花粉を真似た材料”」

バイオミメティクス市民セミナー(第29回)

「花粉を真似た材料」

が開催されます。

皆さんは「花粉」と聞くとどんなことを思い浮かべますか。

自分に関わりがあるとしたら“花粉症で悩まされる”という負のイメージでしょうか。

身近なようでいてあまり知られていない花粉は、実は不思議で驚くような存在です。

おおよそ直径1/50ミリのごく微小な丸い粒。25万種類もの花粉があり、その全ての形状が異なっています。

また、子孫を残すために遺伝子を「守る」「遠くまで運ぶ」という二つの重大なミッション遂行のため、紫外線、低・高湿度、熱などどんな過酷な環境にも耐えうる強靭な外壁の材料や構造を持っています。

このような花粉を人工的に真似ることができればすばらしいと思いませんか。

私たちの生活にどんな可能性をもたらすでしょうか。

市民講座でその可能性について紹介していきたいと思います。

ポスター(PDF)

日時

2014年 5月 3日(土・祝) 13:30 〜

講師

Olaf Karthaus

(千歳科学技術大学 教授)

会場

北海道大学 総合博物館 知の交流コーナー