【12月8日開催】第9回土曜市民セミナー「どうなる?地域に残る標本たち:人口減少期の地方博物館と自然史研究の未来」
ポスターに使用している写真は、昨年、断腸の思いで廃棄したヒグマの剥製です。地域の資料は地域で残すことが博物館の原則です。しかし、日本全体が人口減少期に入っているなか、地方博物館は財政的にも人材的にも困窮する一方です。これから先も確実に地域資料を守り伝えていくために、いま考えておかなければならない事はなんでしょうか?本講では、特に保存や活用に専的な知識や技術を要する自然史資料を対象に、市町村自治体の枠を越えた博物館活動の推進と地方大学との連携、標本や資料の保存・管理体制の構築の必要性を提起します。会場の皆さんと共に、あらためて博物館や学芸員の存在意義について議論を深めることができればと思っています。
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日時 | 2018年12月8日(土)13:30~15:00頃(13:00頃入場開始) |
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会場 | 北海道大学総合博物館 1階 「知の交流」 |
講師 | 持田 誠(北海道大学総合博物館 資料部) |
備考 | 入場無料・申込不要・座席数80(満席の場合は立ち見となりますのでご了承ください) 道民カレッジ連携講座 |
お問い合わせ | 北海道大学総合博物館 |