シラバス 大学院共通授業「博物館コミュニケーション特論」
「博物館コミュニケーション特論-コミュニケーションフィールドとしての博物館」
理学院 自然史科学専攻 科学コミュニケーション講座
担当:天野哲也(考古学)・湯浅万紀子(博物館教育学)・藤田良治(博物館映像学)
大学博物館の存在意義を考察し、それを社会に伝えるための教育プログラムを企画・運営し評価します。それを通して博物館コミュニケーションの意味を考え、コミュニケーションスキルを習得します。授業内容としては、
●北海道大学総合博物館の使命を説明し、いくつかの代表的な博物館活動などを紹介、問題点を見出す。
●問題点を解決するため、プロジェクト案を教員がいくつか提示し、受講生が小グループにわかれてそのテーマに取り組む(授業時間外の活動が求められる)。受講による自主プロジェクトも議論の上積極的に採用する。
●毎週一つのグループが研究報告を行い、全員で討論する。
●最後に、適切な形態で研究成果を発表し、評価する。
となっています。
また実際のプロジェクト例としては、学生によるカフェ型研究発表、ホームページや映像作品などを通じた博物館からの情報発信、展示改善、ショップグッズ開発などを行います。