授業報告 博物館コミュニケーション特論 第1回 4月7日

第1回 4月7日

初回の授業では,20代〜60代までの学生計17名が参加した。まず,天野先生より大学博物館の存在意義と使命、そして授業の大きな流れの説明があった。本授業は、学生たちが博物館という条件を活かして教育プロジェクトを企画・実施するなど、「実践型」の授業である。続いて、湯浅先生からこれまでの代表的な実践例が紹介された。ヒストリカルカフェ、ショップグッズ開発、ワークショップ等の企画・運営評価などであり、総合博物館のHPでも詳細な授業報告が紹介されている。2007年度のワークショップ「化石としての時刻表」を契機に、受講生が著書を出版した話には驚きの声があがった。

受講生は自己紹介を終えた後、プロジェクトを提案するために天野先生の案内で館内を見学。この途中、藤田先生から、鈴木章名誉教授のノーベル賞記念特別展示(平成23年6月5日まで公開)の解説があった。博物館には北大の「研究成果」、「研究史」、「研究資料」が展示されている。来週・再来週は、再度見学したりHPで活動内容を点検した結果をもとに、各自が挑戦したいプロジェクト内容のラフ・プランを持ち込みプレゼンを行い、学生・教員で意見交換を行う。 (理学院自然史科学専攻修士1年 上林彰仁)

 

 

 

館内見学



天野先生の解説



湯浅先生の概要説明



藤田先生のノーベル賞展示解説