授業報告 博物館学特別講義 II 第11回 6月28日

第11回 6月28日

担当教員:佐々木亨・湯浅万紀子

 今回は、各自で調査を進めていた博物館来館者調査に関する最初の講義であった。この講義(5回)は佐々木先生と湯浅先生が担当され、来館者調査を通じて展示リニューアルの効果を検証し、その結果を博物館の教職員にプレゼンすることを目的とする。最初に前年度の調査報告のパワーポイントを点検して、分析すべき項目とデータの分析の仕方のイメージをつかんだ。次に予め各自が行い、統合した来館者調査結果を分析するために、3班にわかれた。3班はそれぞれ、

 (1)動線・ストップポイントの分析とパワーポイント(以下、PPT)の作成

 (2)インタビューの分析とPPTの作成

 (3)属性・滞在時間の分析と3つ班のパワーポイントの一本化、教職員へのプレゼン

を担当する。なお、(1)班は作業量が多いため、(3)班は分析が済み次第、(1)班をサポートする予定である。これから全5回の授業中にデータを分析し、PPTを作成する。班分け後、早速各班に別れて調査サンプルの集計、分析作業を開始した。これらの作業は授業の最終回、7月26日までに終了する予定である。(理学院自然史科学専攻修士1年 福田洋之)


動線・ストップポイントの分析班


インタビュー分析班


属性・滞在時間の分析及びプレゼンデータ統括班