授業報告 博物館学特別講義 II 第14回 7月19日

第14回 7月19日

担当:佐々木亨・湯浅万紀子

  佐々木先生と湯浅先生の講義4回目。前回と同様、既に編成されている3班(下記参照)でそれぞれの作業を進めた。

  <1班>動線・ストップポイントの分析とパワーポイント(以下、PPT)の作成

  <2班>インタビュー結果の分析とPPT作成

  <3班>属性・滞在時間の分析と3つ班のPPTの一本化、博物館教職員へのプレゼン

  前回の中間報告内容を比較・検討しながら、8月末から9月中に予定されている総合博物館への最終報告に向けて、トラッキンング及びインタビュー内容を精査した。中間報告で可視化・共有化され3班それぞれのデータは、自分の班の分析内容の考察に役立てることが期待される。例えば、私が所属する <3班> では「前年度と比べ、科学技術展示室を5分未満で退出する人は減り、5分以上滞在する人の割合が増えた」という中間結果が出たが、この結果は展示リニューアルの一体「何」が反映されたものか。これを解き明かすヒントが、<1班>の動線•ストップポイントの分析や、<2班>のインタビュー結果の分析の結果から得られるだろう。

  次回はいよいよこの授業の最終回である。4月以降、さまざまな先生方から学んだ方法論・考え方を踏まえ、前年度の科学技術展示室のリニューアル成果と検討課題を的確に伝えられるPPTとプレゼンテーションを作り上げたい。

(理学院自然史科学専攻修士1年 上林彰仁)