授業報告 北大総合博物館で学ぼう!自然と人間 第6回 11月10日

第6回 11月10日

担当:阿部剛史(海藻分類学)

今回は「海藻食品の正体を調べる1」ということで、海藻に関する講義、及び実験の初回授業が行われた。内容は、海藻標本の作製、海藻からの色素試料の抽出の2つが主であった。この2つの実験は各個人で随時取り組む形式で、私は標本作成から取り組んだ。海藻標本というと北大博物館の吹き抜け部分で1階から3階にかけて展示されているナガコンブの標本が印象的だが、今回の海藻標本の作製はこの標本の作製方法とほぼ同じ方法であるそうで、数?の小さなものも全長数mの巨大なものも同様に標本にできるという点は非常に興味深かった。文系である自分にとって、こういった実験や作業はあまりできない体験であり、非常に新鮮であった。このように普段触れない分野にも触れることは、自分の考え方や視野を広く持つのに大きく役立つと改めて思った。(法学部1年 猪又康之助)