授業報告 北大総合博物館で学ぼう!自然と人間 第15回 1月26日

第15回

担当:河合敏郎(魚類分類学)

今回は魚類学の3回目の授業で、前回から引き続き魚のスケッチを行った。ここでいうスケッチとは、美術的なものではなく、寸法を細かく計測し、そのデータをもとにして魚の絵を描く細密画というものであった。細かく寸法を測る作業は非常に大変だったが、得られたデータのおかげで、普段の自分の画力からは想像もできないほど上手く描くことができた。今回は魚の外部のみの観察であったが、3回の授業で魚と向き合う内に様々な発見をすることができた。このような緻密な計測から得られたデータを用いて根気強く行う作業を体験できたことは、自分にとって非常に大きな収穫であった。(法学部1年 輿那覇俊)