授業報告 博物館学特別講義 II 第13回 7月10日
第13回 7月10日
担当:佐々木亨、湯浅万紀子
先週に引き続き、「循環からみる自然と人—森・土・自然」エリアの展示評価に向けたインタビュー結果についてA班、B班に分かれて議論を行った。今回は先週議論しきれなかった項目について更に検討を進めていった。例えばA班では、展示達成目標の一つである森林・水・耕地の「循環」というコンセプトが理解されているか、などについて検討した。また、展示品のジャングルジム・システムに対する反応を来館者の属性から分析したところ、興味を示さなかった人は全員女性である、といった面白い結果も見えてきた。最終的にはインタビューのほぼ全ての項目について検討を行うことができた。今後はA班、B班それぞれの議論を統合し、博物館に対するプレゼンテーションの準備の最終段階へと向かう。(文学研究科思想文化学専攻 修士1年 梅村尚幸)