2012年度学生参加プロジェクト「水産科学館土曜サロンの運営」 参加学生による受講レポート

ミュージアムマイスターコースの一環として、「水産科学館土曜サロンの運営」を受講した学生のレポートをご紹介します。
土曜サロン  1回目

日時:平成24年6月2日午後2時から(約1時間)

場所:北海道大学函館キャンパス・総合博物館分館水産科学館

講師:須田 健太

参加人数:31名


・・・実施レポート・・・


   6月2日、今年度の初の土曜サロンが開催されました。大学関係の方だけでなく一般の方の参加も多く、参加人数は31名にもなりました。

   今回の講師である須田さんの発表内容は生きた化石といわれる「ラブカ」というサメについてです。須田さんの大学院での研究に用いた「ラブカ」という生き物はサメの中でも特異で、化石サメ類に類似しているため古くから注目されてきました。須田さんは、そんな「ラブカ」の研究の歴史と現在の知見について詳しく説明してくださいました。

   今回の土曜サロンでは、特にサメ類に興味を持っている方が多く、発表後には様々な質問が飛び交いました。サメなどの魚類への興味を深める機会になったのかもしれません。

(水産学部4年 漆畑博太郎)

土曜サロン内容  2回目

日時:平成24年7月21日午後2時から(約1時間)

場所:北海道大学函館キャンパス・総合博物館分館水産科学館

講師:高橋 潤

参加人数:17名
・・・実施レポート・・・

   7月21日、今年度2回目の土曜サロンでした。第1回のときより参加者数は減りましたが、暑い中様々な方がご来場してくださいました。

   今回の講師である高橋さんの発表は「海苔(ノリ)」についてです。「海苔」というとおにぎりやお寿司など日本の食卓に馴染みの深いものですが、皆さん「海苔」について深く考えたことはあまりないのではないでしょうか。海苔の食文化としての歴史、生活史(どうやって海苔は増えていくのか)、養殖方法など、そんな身近な「海苔」について改めて考える機会になりました。

   今回も質問などが多く寄せられ、賑やかな講演会となりました。

(水産学部4年 漆畑博太郎)


6月2日土曜サロンの様子