授業報告 北大総合博物館で学ぼう 第6回 11月1日
第6回
担当:小林快次(古脊椎動物学)
今回からテーマが替わり、化石に関する授業となった。今回は実習はなく
講義のみという形であったが、授業の途中でアイランドアークに行って北大総合
博物館の目玉であるニッポノサウルスやデスモスチルスの骨格標本などの説明を
受けたり、博物館の裏側の事情について話していただいたりと、非常に面白い授業であった。特
にアイランドアークでの説明では、二つの骨格標本が世界的にも貴重なものであ
ること、全身骨格の発見により多くの推測が間違いであると分ったこと、そして
多くの事実が明らかになったことなど、とても興味深かった。また、骨格を復元
する際、復元者によって全く異なった骨格標本ができあがる事も非常に面白いと
思った。次回の授業も非常に楽しみである。(工学部1年 山田知之)