授業報告 北大総合博物館で学ぼう 第12回 12月13日

12月13日

担当:藤田良治(博物館映像学)


今回の授業では、前回行われた博物館映像学の講義の意見・感想を先生が取り上げ、学生一人一人に丁寧に回答していた。映像を作るときに心がけていることや映像配信手段の提案など、質問内容は多岐にわたった。いずれの回答でも、先生の仕事に対する情熱を感じることができて刺激になった。後半では、博物館玄関に設置してあるウェルカムモニターの裏側を見学した。

ウェルカムモニターは、入場者に対して展示の案内を表示したり、非常時などにテレビ放送を流すために設置されたものである。モニターの筐体は1年かけて制作しており、ゴミを出さないゼロエミッションとして、動画再生機にはAndroid端末が使用されており、SDカードのデータから直接映像を上映しており、DVDやブルーレイのような使用済みディスクを廃棄物として出さず、コスト削減にもつなげていた。