授業報告 北大総合博物館で学ぼう 第11回 12月6日

12月6日

担当:藤田良治(博物館映像学)


今回の授業では、世界でもるを見ない博物館映像学の概念を教えていただいた。博物館における映像は、見る人を楽しさでも、知識を得るという点でも、非常に大切なものだと思った。博物館映像学は、動きのない標本研究ではできない、動きや音について記録、保存できるというメリットを活かした研究に活用できる。

このような研究は、これからの標本研究の観点からも博物館にとって重要だと思った。博物館では、多くの研究がされているが、映像に特化した博物館映像学は時代のニーズにあった画期的な研究であることがわかった。

授業では、先生の話が楽しく博物館で研究することに誇りを感じていることが伝わってきた。

(文学部一年 藤井もも)

他にも、安全面やモニターを手軽に移動させる工など夫が随所に見られ、徹底的に作り込まれていた。

最後には、北大博物館に要望することと、あなたはどんな博物館を作りたいかという課題が出された。

これら2回の授業で、映像を通して博物館の意義を考え直すという貴重な経験ができた。

(総合理系1年 岡田麻友子)