アンモナイトコーナー展示制作打合せ 2013年1月19日
1月19日(土)に展示内容の打ち合わせが行われました。
まず、前回に引き続き展示デザインの大枠を決めるべく議論し、標本をより見やすく示すために斜台を用いる案が採用されました。また、「斜台とパネルがひと続きになるようデザインする」という方向性が示されました。
展示内容についても確認が行われました。
北海道とアンモナイトの関りを以下の2つの時間オーダーで紹介する予定です。
【1】 「なぜ海の化石であるアンモナイトが」「なぜこの分布で」産出するのか
アンモナイトが生きていたころからの1億年のタイムスケールで北海道のテクトニクスを説明します。
【2】 100年オーダーの繋がり
開拓時代の北海道は近代的な地質学・古生物学の花開いた地であり、その題材がアンモナイトでした。
そ して現在、研究の拠点は各地の博物館にあります。
後半は具体的なデザインについて話会いました。
北海道を立体的に作成するため、木を切り出すという案で議論が進みました。また、産地から出る吹き出しはアクリルパネルで作成し、標本と北海道を覆うように設置します。こうすることで標本を保護する役目も負うという狙いもあります。
展示をより具体的にイメージするために、議論中に完成予想図を作成し、その図をもとに後半の議論が進みました。
学生たちの手書き図案
展示をより具体的にイメージするためにその場で作成した完成予想図