授業報告 博物館コミュニケーション特論III 第8回 6月5日

 本日の授業では、企画書の最終稿を作成するための作業を行った。まず、先週までに各班で作成した企画書のプレゼンを行った。その後、企画書やデザインに対する意見を出し合った結果、各班ともにデザインの調整と、商品の説明や製作者の氏名等の記載方法が課題として挙げられた。次に、昨年の授業で企画開発された「愛んしゅたいんDOOOOME!コースター」と「骨骨勉強 デスモスチルス付箋」が先月より発売開始となったことから、ミュージアムショップを訪れ、実際の商品やディスプレイの方法などを見学した。今後進めていくことになる各商品のディスプレイの方法や、広報に向けての参考になった。

 また両班で取り上げている中谷宇吉郎先生の研究室を再現した部屋が博物館にあることが判明。通常の来館経路にはなく、係員に見学を希望することで案内してもらえることから、受講生は誰も知らなかった。そのため、中谷先生の知識を深めることを兼ねて、この機会に見学した。当時の中谷先生の様子がうかがえる研究室や、中谷先生が使われていたコートなど、貴重な資料を拝見することができた。

 その後、各班に分かれて授業冒頭のプレゼンで指摘された点について話し合いを行った。来週の日曜までに、修正を加えた企画書の最終稿を提出する。

(情報科学研究科 メディアネットワーク専攻 修士1年 渡邊真紀)


各班の企画書のプレゼンを聞き、課題を指摘し、意見交換を進める


ショップで、昨年度までの受講生が企画したグッズのレイアウトをチェック


企画書の最終案をまとめる