授業報告 博物館コミュニケーション特論I 第15回 7月18日

今回の授業では、まず広報について話し合った。博物館のホームページに載せたり、市内の児童会館にポスターの掲示をお願いしたりしてきたが、もう少し広報に力をいれる必要があった。 応募締切までにもっとたくさんの方に参加していただけるように広報活動にも更に力を入れたい。

その後、本番を想定したリハーサルを小学生編・大学生編ともに行った。 まず、小学生編では、これまでのヒアリングから作成したシナリオをもとに、各展示室でそれぞれ展示解説をしたり、 時間をはかりながら、当日各自がどのような動きをするのかを確認した。 実際に当日の流れに沿ってリハーサルしてみると、準備不足である点や、 対応方法がはっきりしていない点などを発見することができた。また、実際に時間をかけながらリハーサルしてみると、休憩時間が必要であることに気付き、解説と発表を行う間に休憩時間を設けることにした。

大学生編では、実際のルートをたどりながら解説・観察を行った。昼間のリハーサルでは明るいこともあり、 実際に探検した夜とはイメージが違ったが、各自の動きを確認することができた。

その後、次の日から行われる特別展「巨大ワニと恐竜の世界」展の展示の一部を見せていただいた。非常に迫力がある展示で、「まっクラ〜ク博物館」の取り組み以外で、個人的にも見に行きたいと思った。

次週は、今回の反省をもとに最終的なリハーサルを行う。今回は実際にやらなかった小学生編の冊子つくりなども含め、 全てを本番と同じように行う予定である。本番が近づいてきたので、しっかりと準備していく。 忙しくなってはきたけれど、自分たちでも企画を楽しみながら、残りの準備期間を過ごしていきたい。

(理学院自然史科学専攻 修士1年 和田さやか)


小学生が集まる博物館入口からリハーサルを開始