授業報告 博物館コミュニケーション特論IV 2日目 2月13日

スノーボードに使用する道具のメンテナンスから授業が始まった。スノーボードへブーツを固定するビンディングの整備調整をどのようにするか、藤田先生から指導を受け、受講生が実際に整備を行った。工具はどれを使うべきかも丁寧に教えていただき、日頃のメンテナンスをしっかり行うことが事故防止につながることを強く感じた。

その後、雪山に入った祭の雪崩の危険性について学び、無線標識と呼ばれるビーコンの使い方を学んだ。1台の機械がスイッチ一つで発信、受信ができるようになっており、その機械がどこにあるかを他の機械で見つけることができる。共同研究室内で受講生がそれぞれ試してみたが、精度良くビーコンを探し当てることができた。

午後は、博物館を通り抜けて正門近くの中央ローンへと移動した。準備運動を行い、スノーボードを身につけ、スケーティングの練習をした。スケーティングは、リフトを使うときには必須のようであるが、片足だけスノーボードにつけて移動することは難しい。ビーコンを雪上で実際に使用する練習するグループと、スノーシューを履いてスノーボードを持ち運ぶグループに分かれて実習を行った。

その後、中央図書館に移動してサイエンス映像についてのレクチャーを受けた。チャールズ&レイ・イームズの映像を見ながら藤田先生の解説を受け、サイエンス映像のおもしろさを改めて実感した。明日は、映像を自分たちが作ることになる。



博物館内をスノーボードをもって移動する。時々展示物を見学する


ビンディングのメンテナンス実習を行う


中央ローンでスケーティングの練習を行う受講生


ビーコンを使った実習の合間、ホッと一息


日が出ると白い雪に太陽の光が反射し、撮影条件が変わる


中央図書館サイエンス映像の解説を藤田先生から受ける