授業報告 博物館コミュニケーション特論 III 第9回 12月3日

附属図書館のオープンスペースでディスカッションを行った。話し合いをするにあたり、人と人の距離感や認識の違い、相手への思いやりで議論の進み方が大きく違う。自分自身これに気づくことができたのは、今後社会に出ても役立つ経験だと感じる。

今回の授業では、和歌山に送った企画書に対して、和歌山研究林の技術者さんたちのコメントや、製作するにあたって起こる問題点などに対する解決案について話し合った。私たち4人が練り上げた企画書では、意外にも伝わっていないことも多かった。企画書や製作方法を技術者の方に説明をすることは非常に難しいと感じる。自分たちのイメージを、形にすることは困難ではあるが、とても楽しい作業である。

受講生間のコミュニケーションは、日本語と英語で行われる。言葉の壁はあるものの、お互いの意思疎通が以前より取れるようになり嬉しく思っている。今後ともこの姿勢は貫いていきたい。

(理学院自然史科学専攻 修士1年 中嶋灯奈)