【セミナー報告】「利尻・礼文の植物保全研究−人間はどこまで自然に手を出せるのか」

 タイトル:「利尻・礼文の植物保全研究−人間はどこまで自然に手を出せるのか」

 

講師:高橋英樹(北海道大学総合博物館教授)

日時:2015711日(土)133015:00

会場:北海道大学 人文・社会科学総合研究棟 W203

 

講演内容

 平成27年度初の土曜市民セミナーは、晴れ渡る夏空の下、開催されました。総合博物館が休館中のため、これまでとは異なる会場であったにもかかわらず、87名もの方々にご参加いただきました。

講演では、「レブンアツモリソウ」や「リシリヒナゲシ」といった北海道の植物を例に、植物保全に対する国や道、研究者の取り組みについて高橋先生より解説を頂きました。また、長年にわたる植物保全研究により明らかになったレブンアツモリソウの生態・生活史や、リシリヒナゲシと栽培ヒナゲシが混同され、遺伝子汚染が起きてしまっていた事実を基に、これからの植物保全の方向性についても語られました。

 

講演終了後の質問コーナーでは、数多くの質問が寄せられ、「リシリヒナゲシと栽培ヒナゲシは見た目では見分けにくいが、その場でDNAを調べて駆除することができるのか」という質問に対し、高橋先生は「葉の一部を採取し研究室に持ち帰り調べます」とご回答されるなど、一つ一つの質問に対して丁寧に対応して下さいました。セミナー終了後も高橋先生へ個人的に質問をしている方が多くみられ、非常に充実したセミナーとなりました。

 

(薬学部2年 川名桃子)

 

講演の様子

講演の様子

司会を務めた川名さん

司会を務めた川名さん

 

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