2015年度卒論ポスター発表会 報告

2016年2月27日(土)・28日(日)の2日間の日程で、卒論ポスター発表会を開催しました。

今年度は当館の耐震改修に伴い、本学の正門近くに位置する北大インフォメーションセンター「エルムの森」で行いました。

2日間とも天候に恵まれて、「エルムの森」には観光客や地域の方々、学生や教職員、博物館ボランティアや過年度の発表者、運営スタッフが数多く来場しました。

来場者は学生の熱のこもった説明に耳を傾けながら、時折質問をしたり相槌をうってはポスターをじっくりと眺めていました。

ポスターセッションの後、市民と北大教職員からなる10名の審査員の評価と2日間の来場者の投票によって各賞が決定し、受賞者には当館の中川光弘館長から賞状と記念品が授与されました。

今年度の受賞者は以下の5名です。
最優秀賞

・田村 紗彩(農学部 生物資源科学科)

「北海道が重点保全する植物エンビセンノウを守るための生態調査と遺伝解析」
来場者賞

・玉置 都華(農学部 生物環境工学科)

「勾配がなくても水が流れる!?無勾配暗渠の排水特性と機能評価」
優秀コミュニケーション賞

・青葉 桜(工学部 環境社会工学科)

「トリノ工科大学建築学部の1970年代以降の建築教育」
優秀デザイン賞

・和久井 彬実(農学部 森林科学科)

「高山植物が低地に生える?―風穴地の環境が植生に与える影響―」

・日下 葵(理学部 地球惑星科学科)

「オフィオライトからわかる地球の過去と未来―顕微鏡編―」

 

  

 

  

 

  

 

  

 

  

 

  

 

本発表会はミュージアムマイスター認定コースの一環として開催されました。

発表や運営を担当した学生は、準備から当日までの数か月間に普段の学生生活とは異なった経験を数多く積みました。

学生の事後考察レポートは後日HPで公開します。