授業報告 博物館コミュニケーション特論 I 第7回 6月 2日

前回の授業に引き続き、今回の授業は6月8日(水)に予定されている博物館への企画プレゼンテーションに向け、企画の詳細を決めるための話し合いが行われた。

まず手島さん、久保さん、増田さんらが前回の授業の意見を踏まえ修正してきてくださったプレゼンの発表を行い、スライド毎に先生方や受講生らによる意見交換が行われた。例としては、ツアーをする理由をもっと説明したほうがいい、曖昧なコンセプトではなく具体的な目的を提示、ツアーの内容やタイムスケジュールの説明、記念に贈呈するチケットの企画内での位置づけなどであった。他にも藤田先生より、ほとんどの学生が展示物の解説に関して素人であるため、解説の訓練のためにビデオレッスンを取り入れるといったアドバイスを受け、企画の不安点の改善を行った。

プレゼンに関する意見交換の後には、チケットや衣装についての内容を具体的に決めるための議論が行われた。チケットの位置づけは博物館公式ではなく学生発案であるとし、ツアーの参加者のみに配ることが決まった。またチケットの具体的なデザインは今後決めていくことになった。衣装に関しては、内容を議論している途中に時間が来てしまったので具体的な内容は決まらず未定となった。したがってプレゼンでは学生らしさをアピールするために衣装を着るといった案が出ているとだけ伝えることに決まった。

次回の授業では学生らしさという魅力を出すために衣装が必要か、また衣装以外にどんな方法が学生によるツアーの魅力を出せるのかを議論する必要がある。また企画が通れば、今後のスケジュールや具体的な仕事の分担について議論を行っていく予定である。

(情報科学研究科システム情報科学専攻 修士課程1年 江間章斗)


次週のプレゼンに向けて議論が深まる


プレゼン案を作成し、受講生で検討を行った


学生らしさを全面に押しだ出した展示解説を受講生全員で企画中である