【報告】2024年度卒論ポスター発表会
2025年3月1日(土)・2日(日)の2日間、卒論ポスター発表会を開催しました。2008年度から始まったこの発表会は、今回で17回目を迎えました。ポスター発表には農学部・理学部から3名の4年生が、発表会の運営には理学部・文学部・工学部・文学院・公共政策大学院・水産科学院から6名の学部生・大学院生が参加しました。
発表者達はポスターの内容・デザインの改訂や発表の練習を重ねてきました。当日は、年代も関心もさまざまな来場者の方々に分かりやすく説明しようと努力し、質問に丁寧に答え、そして来場者との対話を楽しむことができました。来場者の方々は、学生たちの発表に引き込まれたご様子で、質問や感想を多数お寄せ下さいました。運営担当学生達は、発表がスムーズに進み、快適で和やかな場を創るように対応しました。当日会場で配布したリーフレットも広報ポスターと同様に運営担当学生が制作いたしました。
発表終了後には、運営担当学生が司会を務める講評会を行いました。市民・北大教職員・ミュージアムマイスターから成る18名の審査員から、3名の発表の内容と方法についてご感想とご意見、アドバイスをいただき、今後の研究について励ましのお言葉もいただきました。他に、来場された大学生と高校生からも感想を伺いました。
来年度以降も卒論ポスター発表会を開催してまいります。多くの方々のご来場をお待ちしております。
今年度のポスター発表者は以下の通りです。
発表者・ポスタータイトル
1.奥山修右 (農学部) 「根室地域の自然湖沼の水生植物相」
2.城川響生 (理学部) 「北半球を旅する恐竜たち~日本産化石を用いた分析~」
3.伴直樹 (理学部) 「日本初!恐竜が栄えたジュラ紀前期の植物変遷点の発見」
当日の会場の様子
講評会の様子
講評会後の集合写真
ご好評をいただいたリーフレットとポスターを制作した運営担当学生
遊馬考輝 (文学院修士課程1年)
岸田倖典 (工学部学士課程3年)
為近昌美 (水産科学院博士課程2年)
徳井翠 (理学部学士課程3年)
宮本英昌 (公共政策大学院1年)
山中葉奈子 (文学部学士課程3年)
<教職員審査員>(敬称略)
坪田敏男 北海道大学総合博物館 館長・北海道大学大学院獣医学研究院 教授
内田努 北海道大学大学院工学研究院 准教授
高野力 北海道大学大学院工学研究院 助教
高橋英樹 北海道大学 名誉教授・北海道大学総合博物館 資料部研究員
出村誠 北海道大学サステイナビリティ推進機構・総長特命参与
山内彩加林 北海道大学低温研究所 助教
浅野目祥子 NPO法人手と手 代表理事・ミュージアムカフェぽらす/ミュージアムショップぽとろ 代表
中道洋友 北海道札幌啓成高等学校 教諭
蛭川隆介 北海道新聞社 論説主幹
藤田良治 愛知淑徳大学創造表現学部 准教授
矢野ひろ NPO法人北海道遺産協議会 事務局長
太田晶 むかわ町生涯学習課生涯学習グループ
押野祐大 北海道中標津高等学校 教諭
高田健太郎 北海道大学理学院 博士課程3年
大藪隼平 北海道大学理学院 博士課程2年
長峰実央 北海道大学理学院 博士課程1年
荒岡柊二郎 北海道大学理学院 修士課程1年
佐藤英 北海道大学理学部 学士課程3年
北野 一平・小林 快次・湯浅 万紀子・市來 紗都子・土田 江里子・福岡 久典(総合博物館)