授業報告 2023博物館コミュニケーション特論 III 第11回 12月13日

本日の授業では、通常とは異なる知の交流ホールで、各班が前回の発表をリバイスしたものを博物館教職員とショップの浅野目代表の前で発表した。各班は事前に指定された時間内の発表が求められたため、かなり入念に準備してきた。しかし、やはり鋭い視点からの質問や指摘が飛んできた。マニアック班はテシオコザクラと論文がプリントされたTシャツをデザインしたが、著作権に関する確認の指摘を受け、また北大総合博物館らしさが直感的に伝わらず、デザインの練り直しが求められた。おかきのパッケージ班はデザインは好評であったが、京都の老舗のおかきをなぜ北大総合博物館で販売するのかが見えない。ガチャ班はキーホルダーとラバーバンドを提案し、魅力的なデザインが披露されたが、販売形態・場所の確保・両替機の導入検討などに関する指摘を受けた。文具班はペンケースとしおり、鉛筆を提案し、デザインは前回よりかなり洗練されたが、詳細な作りやラッピング方法、発注個数の提案を受けた。
各班は本日受けた提案や指摘を基にそれぞれのグッズの販売化に向けてデザインの再検討などブラッシュアップしていく。今回の発表資料は博物館教員に共有され、今後の方針が決まる。
長峰実央(理学院 数学専攻 修士2年)