授業報告 2023博物館コミュニケーション特論 III 第8回 11月22日

前回までの授業同様、4つの班(①文房具②ガチャ③マニアック④おかきのパッケージ)に分かれて活動した。

  • 文具班は班内をさらに2名ずつに分けペンケース、しおり、鉛筆の議論を進めた。ペンケースはポケットの位置など機能面の配置を決定し、残るデザイン面の議論に進んだ。しおり、鉛筆も概ねのコンセプトは決定し、デザインの推敲や発注ロット数の議論に入った。
  • マニアック班(Tシャツ)は前回まで考えていたヨトウガの案をいったん保留し、標本箱に注目するなど再度コンセプトを考えることにした。生物標本に関連したものを扱うことは決定しているが、そこから総合博物館らしさとオリジナリティの両方を表現するデザインをどのように選定するか悩ましい。
  • ガチャ班は2種類のアクリルキーホルダーとラバーバンドの計3種の大まかなデザインを確定し、バリエーション数もほぼ決定した。ガチャガチャは価格が決まっているため発注ロット数を考える、印刷面を片面にするなどしてなんとか予定価格に収めるように試行錯誤している。
  • おかきのパッケージ班はデザイン案が1つ確定したため、追加案の考案を行った。またおかきを入れる小袋にはクイズをあしらうことや、追加で北大総合博物館とおかきの説明のためのリーフレットを同封することが決定し、その内容にも取り掛かった。

どの班も商品のコンセプトとデザインは概ね固まってきており、本格的にプレゼンテーションの作成に入っている。ここからはデザイン以外にも価格など現実的に「売れる」かどうか議論を進めていかなければならない。

石田隆悟(環境科学院 修士1年)


本日の書記を務めた石田さんがメンバーであるガチャガチャ班では、
他グループメンバーの意見も参考にして、いくつものデザイン案から
採用案が絞られた。