授業報告 2023博物館コミュニケーション特論 III 第7回 11月15日

7回目の授業では、前回までの授業に引き続き4つの班に分かれての検討が中心となった。
文具班は、全員で取り組んでいるノートについては、月曜日に業者と見積もりの連絡をして連絡待ちとのことだった。途中からは各商品に応じたグループに分かれて検討した。ペンケースは、業者から出た見積もりと希望するデザインとを突き合わせて検討し、さらに商品に付ける解説と商品名をどうするか考えている。栞は、デザインとコンセプトが大まかに決まり、商品名も検討している。鉛筆は、全世代向けというコンセプトと依頼する業者、3本セットにするということが決まり、デザインを絞り、商品名を検討をしている。
ガチャガチャ班は、前回までに出たデザインのアイディアを共有し、最終的な詰めをしている段階である。予算内に収まりそうだとわかり、カプセルを3つのうちから選ぶことが決まった。ラバーバンドは、デザインが合うように変更しているところである。
おかきのパッケージ班は、前回授業の終了後に受講者に共有したデザインへ寄せられたコメントも参考にしながら、商品のデザインの検討を進め、商品名の候補も2,3個に絞った。
マニアック班は、前回授業時に決定したヨトウガのTシャツのデザインを一旦中断し、他の受講者からデザインを募集しているところである。植物標本をデザインするTシャツは、標本の候補を2つに絞り、見積もりなどを複数の会社から検討しているところである。
授業のはじめとおわりにある各班からの報告からしか知りえないが、どの班も商品のコンセプトやデザインが徐々に固まってきており、総合博物館の先生方に向けたプレゼンテーションに向けても準備している。現実的な議論も含めて詳細を決定し、それぞれの案を商品として形にできるようにしたい。
西山 貢(文学部 人文科学科 3年)

 


文具班のペンケースチームは競合製品に負けないデザインを検討


文具班の栞チームは展示物などをモチーフにしたデザインを決めていく


文具班の鉛筆チームは3本1セットとして、デザイン案を練る


ガチャガチャ班では各アイテムの多数のデザイン候補を厳選していく


おかきのパッケージ班は、博物館の建物デザインのバリエーションと商品名を検討

マニアック班ではモチーフはほぼ決定し、デザインの検討を進める