授業報告 2023博物館コミュニケーション特論 III 第5回 11月1日

本日 5 回目の授業では、前回の授業で分担した 4 つの班に分かれて、各班での活動が中心となった。どの班の学生も思い思いにアイデアを発言し、活発な議論が繰り広げられていた。
文房具班は最も人数が多いグループでそれだけアイデアの数が多かったため、それまでに出てきた案について博物館のニーズと学生企画で行う意義を一つ一つ精査し、最終的に 4 つの文具(ノート、鉛筆、ペンケース、しおり)まで絞ることができた。各文具を 2,3 人ずつで担当し、次回からは商品コンセプトと制作コストについて考えていく予定である。
ガチャガチャ班は 2 番目に大きな班であるが、話が散漫になることなくキーホルダーについて議論がなされ、予算の話まで進んでいる。既に販売されているステッカーもガチャガチャとして売る構想があり、これからデザイン含めどのように売り出していくかを決めていく。
おかきパッケージデザイン班は少人数でありながら、趣向を凝らした面白いデザイン案が考えられており、次回までにその候補案を提示することを目標にしている。また箱パッケージの絵柄に留まらず個包装にも工夫を凝らす予定である。
マニアック班も班員が少ない中、活発に意見を出し合い、T シャツの作成に決定した。博物館収蔵の標本をデザインに採用することも決まっており、今後はどの標本を扱うかを議論していく。
どの班も当面の間は博物館教員から承認を受けるためのプレゼンテーションに備え、商品のコンセプトやデザイン、発注業者などについて話し合っていくことになる。商品化の難しさを肌で感じていくことになるだろうが、アイデアをかたちにしていく過程を存分に楽しんでいきたい。
多久和 隼(理学院 自然史科学専攻 修士 1 年)


秋色のキャンパス。ショップ代表の浅野目祥子さんもご一緒に撮影。


4班それぞれに活発な議論が展開された


マニアックなグッズ班は、改めてショップをリサーチ