授業報告 2023博物館コミュニケーション特論 III 第4回 10月25日

4回目の授業では、前回の授業に引き続き開発したいグッズのアイデアについて発表が行われ、合計で 50 を超える案が提出された。各学生が様々な観点から考案したグッズはとても興味深く、自分が思いつかなかった考え方を得る良いきっかけになったと思う。
その後、ミュージアムショップの浅野目代表と湯浅先生、北野先生からグッズ開発の方向性を示していただき、グループ分けが行われた。開発するグッズを「ガチャガチャの中身」、「おかきのパッケージ」、「文房具」、「マニアックなグッズ」の4つのカテゴリーに分け、学生一人一人が希望するグループに配属された。グッズ案は多種多様なものが存在したが、グループ分けされたことによって具体的な方向性が固まり、これからの議論がスムーズに進められていくだろう。
授業後半では、各班で開発するグッズを絞り込み、役割分担などについて話し合った。特に文房具班では制作したいグッズの候補が非常に多いため、実際にミュージアムショップで販売されている商品を調査しながら絞り込んでいった。授業終了時までには各班で制作する商品の大まかな方向性が決められた。
来週以降は、価格の見積もりなども含めて、いよいよ本格的にグッズを開発する段階に進む予定である。過去の授業の事例から、グッズ開発には様々な困難が立ちはだかることが予想される。そのため、班内での話し合いを強化することや、必要に応じて他のグループの学生や先生方と積極的にコミュニケーションをとることが重要となっていくだろう。
伊藤 政矩(理学院 自然史科学専攻 修士1年)


4班に分かれて検討を開始


「ガチャガチャの中身」班ではさまざまなアイディアのアピールポイントを議論


ショップ代表の浅野目祥子さんから販売予定のおかきの情報を伺う「おかきのパッケージ」班


「文房具」班では制作したいグッズ候補が多く悩ましい


ミュージアムショップぽとろを訪れて、グッズ候補を絞り込んでいく「文房具」班


斬新で魅力的なアイディアを検討する「マニアックなグッズ」班