授業報告 2023博物館コミュニケーション特論 I 第13回 7月27日

本日の授業では、絵本の最終的な完成に向けた準備と、シフト調整や当日のシミュレーションなど、当日に向けて最終的な調整を行った。
授業前、本日の午前9時までに絵本に関する諸々の調整を行い、12時までに修正を完了させた。その後、13時から絵本の製本、シールの切り出しなどのため、プリント作業を行っていった。
授業時には、シミュレーションを行うため、当日の配置で予行練習を行い、時間も計測した。実際に予行練習を行うことで、標本の解説に対する質問に対する返答や、一つの標本にかかる時間などが明確になり、当日のイメージができたと思われる。当日は、年少の方や親御さんなど多様な方たちから質問が飛び交うことが予想される。当日に向けて個々人がシミュレーションを行い、士気を高めてくれることを願う。また、フィールドノートのシールを最後のページで貼るということが決定したことに際して、当日どのような説明をするかについても話し合った。フィールドノートを実際に受付に置くことで参加した方にフィールドノートがどのようなものかを見ていただき、研究における位置づけがどのようなものかを想像して頂けるようにしていく予定である。当日不測の事態が起こることが想定されるため、できる限りのことをイベント当日まで詰めていくことが重要である。
本日まで種々諸々の課題があったが、イベントの開催までこぎつけることができたことは奇跡としか言いようがない。絵本を制作した身としては、もっと良いイラストを提供できればと思うばかりである。
矢倉鉄平(理学院 自然史科学専攻 修士1年)