授業報告 2022博物館コミュニケーション特論 III 第7回 11月16日

第7回の授業となる今回は、デザインについて話し合う班や、業者に問い合わせをする班、博物館の教員へのプレゼンテーションの準備をする班があり、ミュージアムグッズ完成に向けて各班ともに速度が上がってきている。詳細には、各班において以下のようなことを行った。

  1. 文具類(定規、ポストカード収納ホルダー、耐水ノート、ガチャガチャ)班
    定規班は、定規の具体的なイメージ(デザイン)を作成し、受講生からの意見を募った。また、定規のデザインのチーフとする標本の選定作業を行った。次回授業までにデザイン案を完成させるとともに、業者の選定・やり取りの作業に取り掛かっていく。ポストカード収納ホルダー班は、前回までに作成したデザインの修正や、デザイン案の絞り込みの作業を行った。また、デザインした標本の解説文の作成にも着手した。耐水ノート班は、業者からの返答待ちであることや、業者とのやり取りの中である程度グッズ作成の目途がたっていることから、プレゼンテーションの準備の作業に取り掛かる。ガチャガチャ班は、ガチャガチャの中身について話し合った。ガチャガチャの中にプランクトンを入れるという案が採用された。また、ガチャガチャの説明文の作成作業に着手するとともに、ガチャガチャの中身の製作方法について話し合った。
  1. マグカップ班
    マグカップ班は、デザインを建物バージョンと、藻類標本をラベルとともにちりばめるバージョンの2つに確定した。マグカップの容量を現行商品と合わせるため、今後業者の選定を進めていく。
  1. スノードーム班
    スノードーム班は、スノードームの中に化石を入れるか、博物館の外観の様子を入れるかを検討していった。化石を入れる場合は、全身を入れるか、頭部のみにするかの検討を行っていった。スノードームをより満足のいくものに仕上げるために、今後も業者とのやり取りを通して細かい要望を伝えていく。

原 太郎(理学院 自然史科学専攻 地震学火山学講座 修士課程1年)


文具班の定規担当の原君は、デザインに落とし込むモチーフの選定と描画を進めた。