授業報告 2022博物館コミュニケーション特論 I 第4回 5月12日

5月の大型連休も明け、第4回を迎えた今回の授業では実施したい企画の方向性を決めることを目的とし、前回発表を行った各々の企画案について議論を進めた。
イベントのコストパフォーマンスや実現可能性、SNSの運用方法、ほかの企画案との折衷案などについて発言があり、特にSNSの運用について言及が多かった。しかし、提案された企画に対する意見は出るものの、この授業で行いたい企画の具体像は見えてこなかったため、各企画案の中から特に実施したい/必要だと思う要素を列挙することにした。その結果、どのような企画であっても、「来館者が“新しい発見”をして他の来館者に“感想の共有”ができるようなシステムを設けたい」という基本方針が立った。また、感想を共有する媒体として言葉だけでなく写真やSNSを利用できないか、セミナー形式の開催のほかにセミナーに参加していない来館者にも新しい発見を共有してほしいなど議論が広がった。キャンパスツアーや館内クイズラリーなど具体案も挙がったが、時間が来てしまったため、受講者それぞれが今回決定した基本方針に基づいた企画について考えてくることにした。
次回、本授業で実施する企画を決定する。
林 和生 (理学院 自然史科学専攻 地球惑星システム科学講座 修士課程1年)

 


岩本君が司会を務め、林君が議論の要点をまとめていった。
企画全体のスケジューリングも考慮して議論を進めた。