授業報告 2022博物館コミュニケーション特論 I 第3回 4月28日

前回の授業では、各自が考えた総合博物館の課題とその課題をクリアするための企画案を口頭で発表し、ディスカッションをおこなった。そしてオンラインで行った今回の授業では、前回の授業をふまえた上で各自で作成した企画案を提示してプレゼンテーションをおこない、質疑応答した。企画書には企画概要、目的だけでなく対象、予算、広報、評価方法、コロナ対策なども提示しており、その企画が現実的であるか、博物館の課題を解決できているかについても議論できた。総合博物館内の写真を撮影するフォトコンテスト、総合博物館の建物が飛び出すパンフレットの作成、オリジナル展示解説マップ、視覚以外で感じる展示など様々な企画があげられた。どの企画も工夫がされていて、有意義な話し合いがおこなわれた。
次回以降の授業では、今回の企画書を基に改めて総合博物館の課題を解決するということに着目して企画を考えていきたい。
橋本彩加(理学院 自然史科学専攻 科学コミュニケーション講座 修士課程1年)