授業報告 2021博物館コミュニケーション特論 I 第16回 8月12日

授業最終回である今回は、アップロードした4本の動画の評価を行った。動画は各受講者の宣伝の効果もあり短期間で北大総合博物館公式チャンネル内の多くの動画を超える再生回数となった。アップロードされてから日も浅く十分な数のアンケートを集めることは難しかったものの、おおむね好意的な反応をいただいた。また、アンケートの中には北大総合博物館について知らなかったという回答もあり、本企画の目的である 「①コロナ禍により来館できない人が楽しむことができるコンテンツを動画で発信する、②北大総合博物館公式チャンネルに今までなかった”学生視点での魅力”の発信を行い、まだ来たことのない人にも親しみをもってもらう」 ということが少しでもできたのではないかと思う。
また、Youtubeの分析機能を用いて簡単に視聴者がどこからこの動画にたどり着いたのか、どの瞬間が一番視聴されているのかなどを分析した。アンケートの結果と合わせて、動画によって視聴者層やアクセス元に異なる傾向が見受けられ、今後このような企画をあったときに参考になるのではないかと期待できる。
最後に受講者一人一人が授業を通してのコメントを述べた。多くの人に共通する内容として、良かった点は楽しかったこと、異なる専攻や考え方の人との交流ができたこと、反省点は企画が決まるまでに時間がかかり、結果スケジュールが厳しいものになってしまったことが挙げられた。スタッフの方にご迷惑をおかけてしまった部分もあり、湯浅先生がおっしゃっていたことでもあるが、多くの人の理解や協力を得て今回の企画が成り立ったということを忘れず、プロジェクトの運営など学んだことを今後に活かしていきたいと思った。
小林瑞季(総合化学院 修士1年)