授業報告 博物館コミュニケーション特論 III 第5回 11月4日

第5回の講義では、グッズ候補として前回の講義までに絞られた「トイレットペーパー」「サコッシュ」「豆皿」の3つについて、発注先やコストの調査等各自が調べたことを発表しあい、商品化の実現可能性について具体的に考えていった。
トイレットペーパーについては、「博物館の順路と展示にまつわる豆知識」「タイムライン上で見る地球の大きさ」「生物の進化のようす」などといったイラストを印刷したものがおもしろいのではないかという意見が出た。一方で、発注時に多くのロット数が生じ、多数の在庫を抱えることになるのではという問題も明らかになった。
サコッシュについては、3つの候補のなかでは最も実現可能性が高いと思われた。早速どのようなサイズ、生地、デザインにするか、次回の講義までに各自の身近な学生などを対象にアンケート調査を行うために、アンケート項目を議論して確定した。
豆皿については、北大総合博物館内にあるアインシュタインドームの4つのレリーフをモチーフにしたデザインが候補に挙がり、大変好評であった。実際に商品化する際にはどのような色を使うのか、また販売する際のパッケージについてもコスト等を考慮しながら検討が必要となった。
次回の講義では、引き続き3つの候補の実現可能性について考えていく。どの案も魅力的で、商品化が非常に楽しみだ。
片岡美菜(理学院 自然史科学専攻 地球惑星ダイナミクス講座 宇宙測地学研究室 修士1年)


小宮山さんの司会でスムーズに、そして活発に議論が進む


豆皿の魅力的なデザインを2パタン提案した宮本さん


片岡さんがアンケート項目を集約し、授業報告もまとめる