授業報告 博物館コミュニケーション特論 III 第4回 10月28日

第4回の講義では、各自が持ち寄ったグッズのアイディアメモをもとに意見を出し合い、それぞれのグッズの可能性を広げていった。また本講義からは、学生が順に各回の司会として進行や議題を考えることとなり、はじめにグッズの決定、コンセプトの明確化、プレゼンテーション、企画書作成、発注といった商品化までのスケジュールを立てた。
持ち寄ったグッズのアイディアには豆皿、箸置き、コースター、スプーン、ティーバッグなど日常で使うものから、サコッシュや靴下など身につけられるもの、オルゴールや栞、さらにマスクやトイレットペーパーまで、博物館の魅力を様々な角度から引き出す面白いアイディアが並んだ。グッズとしての可能性や魅力を考え、学生の人気が高かった「豆皿」「トイレットペーパー」「サコッシュ」の3点が候補として採用された。
次回は3つに絞られたグッズのコンセプトとターゲット、発注先やコストの調査等を行った上で詳細を検討し、商品化に向けアイディアの実現可能性を考え、どれを採用するか詰めていく。ミュージアムグッズとして具体的なイメージが膨らんできており、グッズ開発が動きだし、今後が楽しみである。
小宮山葵(工学院建築都市空間デザイン専攻 修士1年)


今回から学生が司会を務める。初回は岡田さんが担当。

検討経過をまとめる授業報告担当の小宮山さん