授業報告 2019博物館コミュニケーション特論 III 第6回 11月6日

いつの間にかもう6回目の講義。このように改めて文字にしてみると時間の流れに気付かされ驚くばかりである。
さて、この回の講義では、制作するグッズ案を3〜4種に絞ることを目標に話し合いが行われた。以前から活発なディスカッションが進んでおり、だんだんとグッズ開発の具体性が見えてきたように思われる。話し合われたのは「カムイサウルス石鹸」「植物標本コースター」「植物レターセット」「マップトートバック」「46億年定規」の5つの案。それぞれの案について、担当した人が詳細な制作過程を調査しプレゼンを行った。さすがここまで残ったグッズ案、どれも調査が周到で魅力的であり、実現に向けた様々な意見が飛び交った。どういうものだったら買いたいかというクオリティと、価格や可能性等による妥協の絶妙な調整がそれぞれの案の課題である。特に石鹸についてはさらなる調査が求められた。
結論としては、結局のところ案を絞ることができなかった。しかしここまで議論が白熱するのはどれもいいアイデアであることの証拠であり、決して悪いことではない(と思う)。受講者はそれぞれの案についてバランスよく班に分かれ、本格的な制作計画を立てていくことになった。まずは月末の博物館に対するプレゼンで、企画のGOサインをいただけるよう全力を尽くすのみである。
ところで、プレゼンまであと2週間(11月13日現在)って本当ですか? 時間がたつのが本当に早い。
中村仁哉(理学院 自然史科学専攻 地球システム科学講座 地球生物圏変動学研究グループ(5G) 修士1年)


各班のメンバーがほぼ確定し、プレゼン準備を進めることになった


別の日には、首藤光太郎先生(博物館・植物体系学)に収蔵庫をご案内いただいた


首藤先生に試作品を見ていただいてアドバイスをいただく