授業報告 2019博物館コミュニケーション特論 I 第11回 6月27日

今日の授業では、宇都さんの司会で進みました。まず初めに当日のシフトなど簡単に情報共有を行い、すぐにビデオレッスンに取り組みました。事前に決めた3つの班に分かれ、5分程度の簡単な解説を受講生を参加者に見立てて行い、その様子をビデオで記録しました。教室に戻って、全員でビデオをチェックしました。今日の撮影は5分と短かく設定したため、解説内容ではなく、主として立ち振る舞いや解説位置について先生から指導を受け、互いにもアドバイスしました。映像で自分の解説を見るのは初めてでしたが、身振りや姿勢を意識することの大切さを学びました。他の受講生の解説を聞くのは各々の工夫が分かり、自分の解説に取り入れるべき点、気を付ける話し方など得るものが多くありました。資料のことを愛着を持って、通常使わない言葉で呼ぶ場合があるなど、分野ごとの特徴が出るのは面白いと思います。
解説内容すべてを確認することはできなかったため、休館日に再度集まり、通しで解説するリハーサルを行い、先生から指導を受けました。それぞれの特徴を生かした興味深い解説となっており、本番が楽しみです。いよいよ7月6日、13日の企画本番が迫ってきました。当日に向けて準備を進めていきます。
杉浦千瑛(医学院医科学専攻神経薬理学教室修士1年)

 


展示室での解説の様子を録画


意外に狭い展示室での立ち位置を確認

解説に参加しない方の動線確保は課題の一つ

 


参加者の年代を設定して解説してみる


質問への答え方や対話方法についてもリハーサル


ビデオを全員で視聴し、今回は主として解説方法を中心に指導を受けた