授業報告 博物館コミュニケーション特論 III 第16回 1月30日

10月から始まった講義も、今回で最後となった。これまで三班に分かれて企画を進めてきたが、そのうちショッパー班は提案書をまとめて提出し、無事グッズ企画を完成させることができた。班員が議論を重ねて作り上げたショッパーと学生企画ロゴは、来館者の目にどう映るだろうか。実用化される日が待ち遠しい。
一方、タンブラー班と雑貨班は企画の完成に至らず、今後も引き続き作業を進めることになった。講義中に指摘のあった通り、定められた期間中に完成させられなかった点は反省しなければならない。企画の続行を許された今、北大総合博物館らしく、来館者に手に取ってもらえるグッズを目指して、努力していきたいと思う。
最後に講義全体を振り返った時、私自身が大きな成果として挙げたいことは、一つの目標に向けて意見を交換し、役割を分担し、作り上げていく過程を楽しくかつ真剣に学べたことだ。特に、各自の得意分野を活かしつつ作業を分担していこう、と積極的に声掛けをしていた同じ班のメンバーの姿勢は、とても勉強になった。講義で気づいた良かった点も反省点もきちんと振り返り、今後、大学や社会での活動に活かしていきたい。

神田いずみ(文学研究科 歴史地域文化学専攻 修士2年)


ショップに仕様書を最終提出したショッパー班


カフェぽらすとの連携を実現し、デザインを詰めているタンブラー班


解説書についても検討を進めていく雑貨班