【3月2・3日開催】2018年度卒論ポスター発表会 開催のお知らせ

「知りたい!」から始めよう

今春に卒業する北海道大学の学部生が学生生活の集大成である卒業研究を1枚のポスターにまとめ、会場を訪れた方々へ説明し、ご質問にお答えします。

北海道大学総合博物館の1階「知の交差点」エリアで開催します。ミュージアムカフェ「ぽらす」が併設された会場で、お食事やお飲み物を楽しみながら北大生の研究を聞いてみませんか。

北大生の研究を多くの方に知って頂くための発表会ですので、地域の方々や観光客、学内外の学生や教職員など、どなたでも自由に発表を聞くことができます。北大生がどんな研究をしているのかご存知ない方、研究分野に馴染みのない方にも理解して頂けるようにわかりやすくお伝えしますので、専門用語がわからなくても専門的な知識がなくても大丈夫です。発表者はそれぞれのポスター横に立って随時説明しますので、気になったことや思ったことは直接聞いてみてください。

研究の意義や方法、今後の展望などはもちろんのこと、研究のおもしろさや調査での小話など、研究した学生本人だからこそ伝えられること、伝えたいことがあります。

昨年度の様子はこちら

 

1番よかったポスター発表に投票してみよう

本発表会はコンテスト形式になっており、来場者ひとりひとりが審査員となってNo.1だと思うポスター発表に投票することができます。会期2日間の投票数が最も多かった学生には「来館者賞」が授与されます。

また、学内外からお呼びする審査員の評価によって「最優秀賞」が、当館独自の教育プログラムでミュージアムマイスターの認定を受けた北大生審査員の評価によって「マイスター賞」が決定します。

 

【日時】2019年3月2日(土)・3日(日)10:00~16:00  タイムテーブルはこちら

【会場】北海道大学総合博物館 1階「知の交差点」エリア

【備考】申込不要・入場無料

 

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広報ポスターは運営スタッフの学生が制作しました。

 

発表者・ポスタータイトル

1.田邊美寿々(工学部 環境社会工学科)

「学部施設との関係からみた北海道大学札幌キャンパスにおけるオープンスペースの変遷と特徴」

2.鈴木伶音(理学部 地球惑星科学科)

「菫青石(きんせいせき)がひらく火山研究の新しい可能性」

3.片岡奈々(農学部 生物資源科学科)

「世界で積丹、松前、下北にしかない絶滅危惧植物オニオトコヨモギの保全―紛らわしい普通種との比較から―

4.福山健(工学部 応用理工系学科)

「最新鋭の石炭発電で発生する塩化水素ガスの高効率な吸収剤の性能評価~蜂の巣状の物質と安価な天然ソーダ灰を用いて~」

5.遠藤 優(理学部 生物科学科)

「外来種ハクビシンの日本移入と分布拡大の解明」

6.宮地広太郎(工学部 環境社会工学科)

「北海道大学札幌キャンパスにおける農場の土地利用と景観の変遷」

7.小畑 悠紀子(文学部 人文科学科)

「ことばと思考の世界:ことばが違うと、世界の見え方も違う?」

8.田次将太(理学部 地球惑星科学科)

「南西北海道、狩場火山群の地質学・岩石学的研究:山体形成史とマグマ変遷の解明」

9.渡辺美季子(工学部 環境社会工学科)

「建築設計競技Europan(ヨーロパン)のテーマ・敷地選定の特徴と変遷」

 

運営も北大生

本発表会では発表はもちろんのこと、広報ポスターの制作や司会進行などの運営も学生が主体となって進めています。ミュージアムマイスター認定コースのプロジェクトとして参加し、授業や普段の学生生活では味わうことのできない貴重な社会体験の場となっています。
今年度は3名の北大生が運営スタッフとして発表会を支えています。
酒井 涼香(水産学部)
松田 真莉子(大学院文学研究科)
宗像 みずほ(理学部)