授業報告 博物館コミュニケーション特論 III 第9回 11月28日

第9回目の講義は、相澤さん司会のもと各班に分かれて話し合い、講義の最後に各班の進捗と次回の講義へ向けての目標を報告するという形で行われた。私の参加する「雑貨班」では缶入りメモと巾着袋の案があり、それぞれに魅力的な面や提案者のこだわりと意図があったが、数量や価格といった実現可能性を踏まえ、巾着袋を数種類作ることに決まった。缶入りメモの時に出ていた博物館の建物のモチーフを使うというアイディアも巾着袋に応用して盛り込まれる。次回に向けて館内を巡ってデザインの方向性を決め、ニーズ調査を含め実際に企画書を作っていく段階に入る予定だ。「タンブラー班」と「ショッパー系班」では、実際にミュージアムのショップやカフェの関係者の方々と話し合いを行った。その結果「タンブラー班」ではタンブラーのサイズや色が具体的に決まり、運用のシステムやデザインなどについて今後検討していく予定だ。「ショッパー系」班では、ショッパーの場合一目で北大総合博物館のものだとわかるようなデザインが求められていることを確認した。今後はニーズやショップのイメージカラー、単価などの実現可能性を含めて調査を進める予定だ。
学生企画グッズの実現に向け、どの班も企画書に必要な項目について実現可能性やデザイン、ニーズといった具体的な検討が行われた。まずはしっかりとした企画書を作成することを目標として、皆で協力しながら進めていきたい。
山本茉奈(理学院自然史科学専攻 修士1年)


検討を重ねて巾着を開発することに決定した雑貨班


ショップの猪飼店長・カフェの浅野目店長と
タンブラーの運用について検討


ショップとカフェの浅野目代表と
ショッパーに求められる事項についてディスカッション