授業報告 博物館コミュニケーション特論 I 第15回 7月26日

第15回、最終回となった本講義では、今回実施した企画の振り返りと、9月に行われる教員連絡会議における報告内容を話し合った。本日の司会である山本さんが事前に制作した報告用スライド案をもとに、スライドの順序、ツアー内容や評価、考察などについて内容を、受講生全員で意見を出し合い、スライドを再構築していった。今後、評価と考察の部分に関しては、さらに詰めていく必要がある。
講義の終わりには受講生一人一人が本講義の感想を述べ、湯浅先生からも感想とコメントをいただいた。「2時間のイベント運営がこんなにも大変だとは思わなかった」「最初は不安が多かったが、最終的にはとても楽しく、充実した時間を過ごすことが出来た」といった様々な感想が挙げられた。湯浅先生からはお褒めの言葉と、さまざまなサポートを得られた学生企画であるという前提条件を意識して活動の課題を改めて振り返ること、活動の記録・評価・報告の重要性についてアドバイスしていただいた。
この約4か月間、企画を作り上げるために共に頑張ってきた11名の受講生と担当教員である湯浅先生。そして、企画に協力してくださった方々と企画にご参加くださった皆さま。この企画の立案から実施、振り返り、そして評価といった一連の流れを通して、企画運営の知識やスキル、経験のみならず、たくさんの方々とのつながりや新しい視点を得ることができた、濃い時間だったと強く思う。
鈴木花(理学院修士1年)


司会の山本さんが事前に作成した報告案をもとに検討を進める


アンケートや参与観察の結果を振り返りながらディスカッション


自分たちも新たな見方を発見できた博物館の前で、ゴシック・ロマネスクのポーズ?